透明と灰と水

自由律俳句

それはほとんど恋のようなものだった

全てがどうでもよくなる程のピュアな気持ち時が止まるってこういうことなんだね

何もせずとも生きてるうちに会えると思ってた

嘘ついて来たの左手気にして言葉を繋ぐ

白いブラジャー水色のリボン目に焼き付けてページを捲る

卑猥な言葉共通認識ふたり気付かないふりして笑った

いきがるわかものなんて見たくないけどそうでもしないとあなたも見れない

明日何話そう(話せるとしたら)

目なんてますます合わせられない

うまく言えなかった本当はおれはこんなにも低俗で欲に塗れた人間なのに

バレンタインだけど何も持ってなくてごめんなさい

話してくれてありがとうだけどもっとあなた自身を知りたい私あなたのことしか考えられない

食っちまいたい骨の髄までしゃぶれる自信がある

歩く18禁!性癖マルチパック!全日本人のオカズ!

いい子にしてたって好きにはなってくれない

積み上げたプリントと教科書の山あいだに挟んだメモ

胸が当たったやわらかく笑った一番好きだよって言った夢がはじけて引き戻される現実